更新が途絶えていてすみません。
ペレットクラブとして色々と活動しているのですが、ブログの更新が間に合っていません・・・。
既にご存知の方も多いと思いますが、日本ペレットストーブ工業会(PSJ)が中心となって、現在、ペレットストーブの規格のJIS化の議論が進んでいます。
これは、来年度に一般住宅への義務化が予定されている省エネ基準において、ペレットストーブを省エネ機器として評価しようという活動の一環です。
実は2020年に一度、義務化が予定されたのですが、制度実施の直前で国交省が一方的に白紙撤回したという、なんとも日本的で前時代的な経緯があるのです。国会は何のためにあるのでしょうか。
この辺は「2020年省エネ基準(断熱基準)義務化が見送り!?」2018.12.28や「省エネ基準義務化が白紙撤回!時代に逆行する決定の理由は」2019.2.19のブログ記事に詳しく書いてあるので、参考にしてみてください。
つまるところ、消費税増税のタイミングで省エネ基準が義務化されて住宅が売れなくなることを心配した勢力が義務化を先送りしたという訳です。それと、省エネ基準を満たすことが困難な工法の住宅メーカーの猛反発があったとも聞いています。
いずれにせよ、政府とつながった業界団体の圧力に屈した形で、義務化が見送られました。
ペレットクラブ(PCJ)は、2014年に林野庁の補助を得て「次世代型・高気密対応FFペレットストーブの開発」を実施したことを契機として、EN規格をベースとしたペレットストーブの自主規格を策定しました。そして、この自主規格を各省庁に説明に行った際、経産省・エネ庁の担当者から、2020年の省エネ基準義務化の話をいただき、2014年12月から始まった国交省の「住宅省エネシステム検討委員会②設備込基準検討WG 暖冷房・換気設備SWG 木質燃料ストーブTG」にメンバーとして加えていただきました。
このTGでは、2016年までの3年間で5回の会議が開催され、ペレットストーブの省エネ基準における評価の基準はENベースの自主基準で良いという決定がなされ、詳細な詰めを行う段階まで進んだのですが、2018年の年末に、先ほど書いた見送りの発表があり、なし崩し的にTGも開催されなくなりました。会としては、パブコメに見送り反対の意見を書いて送ったほか、評価の作業をなんとか続けたいと考えて2019年の前半までコンタクトを取り続けましたが、スタッフの努力も実らず、徒労感だけが残りました。
その後、2019年の年末にはコロナ禍が始まり、いわゆるコロナ明けとされる2023年まで、これらの関係の活動は休止せざるを得ない状態でした。
ともかく、2014年から始まった省エネ基準への対応は、現在はPSJが中心となって議論を進めており、PCJは上越環境科学センターに設置したストーブの試験棟を活用し、各社のストーブの試験を実施するという役割を担っております。
本年6月には、今後の試験の実施に対応するべく、試験棟を訪問し、関係者と打ち合わせをして、一部、整備をし直しました。
ペレット燃料の関係もISO規格をベースにJAS規格が制定され、現在その内容の見直しに入っていますので、ストーブのJIS規格における燃料の引用規格が何になるのかわかりませんが、ゆくゆくは試験用の燃料も国産ペレットが使えると良いなと思っています。



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